🩺 訪問看護
看護師が自宅に来て、医療的なケアと療養支援を行う
主治医の指示のもと、看護師や理学療法士などが自宅を訪問し、病状の観察、服薬管理、点滴・カテーテル・褥瘡(床ずれ)などの医療処置、リハビリ、終末期のケアを行います。医療保険と介護保険のどちらで利用するかは病状や年齢で決まります。
対象について:介護保険の認定を受けている方は原則介護保険を優先。末期がん・難病など「厚生労働大臣が定める疾病等」は医療保険での利用となります。
✅ 向いている人
- 退院後、自宅で医療処置(在宅酸素・胃ろう・インスリンなど)が必要
- 病状が不安定で、専門職に定期的に状態を見てほしい
- 自宅での看取りを希望している
- 家族が医療的なケアの仕方を教わりたい
⚠ 向いていない・注意が必要な場合
- 医療的な必要性がなく、家事や日常の介助だけが必要な場合(訪問介護が適切)
- 主治医の「訪問看護指示書」がないと利用できない
利用のイメージ
週2回、看護師が1時間訪問。血圧・血糖の測定、褥瘡の処置、薬の残数確認、家族への助言を行い、異変があれば主治医に連絡します。
費用の目安
30分〜1時間:約820円/30分未満:約470円
1回あたり(1割負担)
緊急時訪問看護加算(月約570円)や特別管理加算(月約250〜500円)が加わることがあります。
事業所を選ぶときに確認したいこと
- 24時間対応体制加算・緊急時訪問看護加算の届出(夜間の電話対応と緊急訪問が可能か)
- 特別管理加算の算定実績(医療依存度の高い利用者の受入実績)
- ターミナルケア加算の算定件数(看取り実績)
- リハビリ職の配置と、看護とリハビリの訪問比率
- 精神科訪問看護の対応可否
このサービスで注目したい加算
加算は、国が定めた基準を満たした体制や取組に対して上乗せされる報酬です。届出があるかどうかは事業所の体制を見る手がかりになります。
- 24時間対応体制加算体制重要
24時間いつでも電話相談ができ、必要に応じて緊急訪問してもらえる体制の訪問看護ステーションです(医療保険での訪問の場合)。
👉 がん末期や難病など医療保険で訪問看護を利用する方にとって、緊急時訪問看護加算と並んで重要な指標です。
- 緊急時訪問看護加算医療連携重要
体調が急に悪くなったとき、計画にない訪問を依頼できる体制のある訪問看護ステーションです。夜間や休日も連絡がとれます。
👉 急変時に頼れるかどうかの目安で、在宅療養を続けるうえで最も重視したい加算のひとつです。
- 特別管理加算医療連携重要
点滴、人工呼吸器、たんの吸引、床ずれの処置など、医療的な管理が必要な方への看護を行っている事業所です。
👉 医療依存度の高い方を受け入れている実績を示す指標です。
- ターミナルケア加算看取り重要
自宅や施設で最期を迎える方に対し、終末期の看護・ケアを行った実績がある事業所です。
👉 在宅看取りを希望する方にとって、実績のある訪問看護・老健を見分ける指標です。