🏠 訪問介護(ホームヘルプ)
ヘルパーが自宅に来て、身体介護や家事を手伝う
介護福祉士やホームヘルパーが自宅を訪問し、入浴・排泄・食事などの「身体介護」や、掃除・洗濯・調理などの「生活援助」を行います。住み慣れた家での生活を続けるための基本となるサービスです。
対象について:要支援1・2の方は市区町村の「介護予防・日常生活支援総合事業(訪問型サービス)」として利用します。
✅ 向いている人
- 自宅で暮らし続けたいが、入浴やトイレに手助けが必要
- 独居で家事が難しくなってきた
- 家族の介護負担を毎日少しずつ減らしたい
⚠ 向いていない・注意が必要な場合
- 同居家族がいる場合、生活援助(家事)は原則利用できない
- 医療処置(点滴・たん吸引など)は原則対象外(一部研修修了者を除く)
- 1日中の見守りや夜間の常駐は想定していない
利用のイメージ
朝9時にヘルパーが訪問し、着替えとトイレの介助、朝食の準備を30分で行う。夕方にもう一度訪問し、入浴介助を行う、といった使い方が一般的です。
費用の目安
身体介護20〜30分:約250円/生活援助45分未満:約180円
1回あたり(1割負担)
早朝・夜間・深夜は25〜50%の割増。要介護度ごとの月の支給限度額内で回数を組みます。
事業所を選ぶときに確認したいこと
- 特定事業所加算(Ⅰ)〜(Ⅲ)の有無は介護福祉士比率・重度者受入・研修体制の指標
- サービス提供責任者の経験年数、緊急時訪問の実績
- 早朝・夜間・土日の対応可否と、キャンセル時の取り扱い
- 喀痰吸引等研修修了者の配置(登録特定行為事業者か)
このサービスで注目したい加算
加算は、国が定めた基準を満たした体制や取組に対して上乗せされる報酬です。届出があるかどうかは事業所の体制を見る手がかりになります。
- 特定事業所加算(Ⅰ)体制重要
訪問介護の中で最も高い水準の体制加算です。経験豊富な介護福祉士が多く、重い介護度の方や医療的ケアが必要な方も積極的に受け入れている事業所であることを示します。
👉 人材の質と重度者対応の両方が整っている事業所の目印です。料金は加算分(20%)高くなります。
- 特定事業所加算(Ⅱ)体制
介護福祉士などの有資格者が多く、職員の研修や情報共有の仕組みが整っている事業所です。人材面での質が高いことを示します。
👉 ヘルパーの資格・経験の水準が高い事業所を選びたい方の参考になります(加算率10%)。
- 特定事業所加算(Ⅲ)体制
職員体制の整備に加え、要介護度の高い方や認知症の方を多く受け入れている事業所です。重度の方の在宅生活を支える経験が豊富なことを示します。
👉 重度の方・認知症の方の在宅介護を考えている場合に心強い指標です(加算率10%)。
- サービス提供体制強化加算(Ⅰ)専門性重要
介護福祉士の資格を持つ職員や、勤続年数の長い職員の割合が最も高い区分です。経験豊富なスタッフによるケアが期待できます。
👉 有資格者・ベテラン職員が多い事業所の目印で、ケアの安定感につながります。
- 認知症専門ケア加算(Ⅰ)認知症
認知症ケアの専門研修を受けた職員が配置され、認知症の方への専門的なケアが行われている事業所です。
👉 認知症の方が多く利用しており、専門研修修了者がいる事業所の目印です。